・奨学金とは
奨学金とは、経済的な理由で本来であれば進学を諦めなければならない学生への救済処置として学費の付与や貸与を行う制度のことをいいます。
・奨学金の3種類
実は、奨学金には3種類あります。
1、給付型奨学金(返済不要。審査厳しめ)
2、貸与型奨学金(返済有り)
3、新聞奨学生(働きながら進学する)
今回は、2番の貸与型奨学金に焦点を当てていきます。
・貸与型奨学金とは
さて、貸与型奨学金は返済有りの奨学金と言いましたがその中にも2種類に分かれます。
1、第1種奨学金(利息なし)
2、第2種奨学金(利息あり)
このうち利息なしの第1種奨学金はとても審査が厳しく、大多数の学生は利息ありの第2種奨学金しか利用できず、卒業後奨学金で破産する人が後を絶ちません。
奨学金なんてキラキラした名前をしていますが、消費者金融からお金を借りているだけです。
利息はもちろん、延滞金(5%)もしっかりと発生します。
さて、気になる第2種奨学金の利息は何%かご存知ですか?
・・・答えは3%です。
つまり、600万円の奨学金を20年間で返済する場合、600万円の他に198万6205円もの利息を支払わなければなりません。
貧乏で返済に時間がかかればかかる程、返済する額は膨らんでいくのです。
・何故学校は奨学金を進めるのか
さて、そんな奨学金を何故学校側は進めるのでしょうか。
学校側に立って考えてみた場合、大学に行ける成績の生徒には何が何でも大学に入ってもらい、学校の評判を上げたいですよね?
なので、学校側は奨学金を進める訳です。
奨学金について詳しい教育がされないのはこういった理由があるのではないかと思います。
だって、「奨学金っていうのは借金だからな。借りたらそのお金はもちろん、それにプラスして何百万円もの利息を将来返済しなければならないぞ」なんて教えて返済する過程までも説明したら借りてまで進学する生徒なんていなくなりますよ。
医大生とかを本気で目指している方は別ですが。
大卒の肩書き欲しさに奨学金を借りてまでどこだか分からない二流大学に入学する人がいたら、それはただのバカです。
・奨学金を借りるのはバカである
僕が高校生の頃、「俺には奨学金があるから何でも奢ってやるよ」と非常に羽振りの良い同級生がいました。
その同級生は、周りがバイトをしてお金を稼いでいる間もバイトをせずゲームばかりしている人間でした。
だって、黙っていても銀行には毎月お金(奨学金)がしっかり振り込まれる訳ですからね。
そりゃバイトなんか馬鹿らしくてやってられませんよ。
今その同級生がどうなっているのかは分かりませんが、奨学金の返済に追われているでしょう。
今になって考えてみると、おそらく彼は将来自分が奨学金(それも利息付き)を返済しなければならないということを知らなかったのではないかと思います。
3万5000円を毎月20年間払い続けるのは相当きついな、、、
— 不器用大家(北海道)株、不動産投資、🇧🇷柔術青帯 (@TRX2525) 2018年12月24日
就職しても月々の支払いで給料消えそう🤭
通勤の為に車買ったとしても、車なんて絶対維持できない。
親は何してるんだろ?🤔
普通にバカだと思う。 https://t.co/muXqLax72r
さて、僕のこのツイートにも「親をバカだなんてよく言えるなクズ野郎」といったリプがありましたが(返信しようと思ったら消えてたw)、子供に多額の借金をさせる親のことをバカじゃないなんて僕は言えないです。
子供の学費の面倒もみられないくせに子供を産む時点で、後先考えずに子供を産んだバカなのです。
確かに、学費が高騰する一方給料は減り続けているのが現実ですが。
こういったバカ親にならない為にも、我々はお金に関する知識を身につけると同時に、しっかりと資産運用をするべきなのです。
以上、生粋の道産子野郎でした!